2023年2月25日~26日に、第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第五局がさんべ荘(島根県)で行われました。
第四局までで、藤井聡太王将の2勝、羽生善治九段の2勝と五分の星で並んでの第五局となっています。どちらかが勝つとこのシリーズ王手を掛けます。
とても目が離せない一局になりました。
「藤井聡太さんの将棋対局に使われた旅館やホテルに泊まってみたい!タイトル戦で使われた、あの宿はどこなんだろう?」と思ってる方のためのサイトです。お出掛けのときに参考になればと思い、このサイトを運営しています!将棋対局の内容と解説感想は、将棋に詳しい専門の先生に書いて頂いていますよ。
第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第五局|さんべ荘(島根県)での将棋対局
藤井聡太王将の先手番で始まった第五局は、藤井聡太王将が『青野流』という攻撃的な戦法を見せると、羽生善治九段は『横歩取り』を採用し、最新の研究に無い力戦型に持ち込みました。
将棋を観ているときに解説の先生も良く言う『力戦』とは、いわゆる『定跡』と反対語になり、前例の無い戦いのことを言います。
前例の無いという事は、お互い研究されていない戦いになるので、純粋に棋士の棋力が試される戦いになりやすいです。
つまり羽生善治九段は、藤井聡太王将が得意とする戦法に合わせると研究の質で負けてしまう可能性が高いので、それを避けた恰好となります。羽生善治九段がそうしないと勝算が少ないと思わせるほどの棋士が藤井聡太王将ってことになりますね。
本譜は、長期戦の様相を保ちつつ一日目が終わり、二日目からは藤井聡太王将が大駒を使い攻めに出るも、羽生善治九段が反撃に出て羽生善治九段のペースで終盤戦に入りました。
しかし、羽生善治九段が自陣を守る銀打ちをしましたが、藤井聡太王将が角を切って銀をはがしてから形勢が藤井聡太王将に傾きました。
結果、18時11分に羽生善治九段が投了となり藤井聡太王将が勝利となりました。
これで藤井聡太王将が3勝とし、このシリーズ王手を掛けました。
なお、タイトル戦には前夜祭があり、対局する部屋や使用する駒を確認する「検分」もあります。前夜祭は終始和やかな雰囲気なので、翌日決戦する雰囲気ではないのが不思議ですね。
NHKより王将戦第五局前夜祭
第72期王将戦七番勝負第五局対局場所のさんべ荘周辺のスポット
せっかく島根県のさんべ荘に行くんだったら、その周辺にも何か楽しめるものがないのかを調べてみました!
藤井聡太さんが対局された場所にお出掛けする時の参考になればいいなと思います!
御朱印が頂ける所
佐比賣山神社/物部神社
物部神社をご紹介します。
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春日造では日本一の大きさを誇る「石見国一宮」の神社。
拝殿の前にある曲玉の形をした手水石は「富金石」という砂金が含まれている大変珍しい石で造られており、中に埋め込まれている勾玉の形をした4つの石を触ると勝運や財運などのご利益がいただけると言われているそうです。
受験前や勝負ごとなどのお参りは石見国一宮で決まりですね。
おすすめグルメ
・三瓶バーガー 三瓶本店
・三瓶温泉 そばカフェ湯元
・蕎麦工房 木の香
・山の駅 さんべ
この中より、三瓶バーガー 三瓶本店をご紹介します。
パテは島根県産の牛肉と豚肉を100%使用し、つなぎを使わず、独自の配合で丁寧に手作り。
ここでしか味わえない”三瓶わさびバーガー“も人気。
美味しそうですよねー!
地酒と飲める所
・開春
・雪香
・石見銀山
・若林酒造
・石見ワイナリー
・居酒屋楽
若林酒造の開春につていご紹介します。
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温泉津の町並みに一際目立つ、歴史を感じさせる雰囲気が漂う外観の「若林酒造」
地元契約栽培の山田錦を使った、しっかりした味わいの純米酒です。
開春「春のにごり」
春限定の商品は雄町を使った濁り酒で美味しそうですよね。
お土産
・げたのは
・丈兵衛蒲鉾
・三瓶そば
この中のげたのはをご紹介します。
小麦粉と卵、黒糖、砂糖から作られたシンプルなお菓子、有馬光栄堂の「げたのは」
名前の由来も可愛いですよね。
藤井聡太さん関連商品は?
・あんバターどら焼き「さんべ山」
・大あなご重
あんバターどら焼き「さんべ山」ご紹介します。
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老舗の歴史を守りたいという強い思いが込められた「あんバターどら焼き『さんべ山』」
三瓶山をモチーフにした和菓子。
本当に美味しそうですね!
関連記事将棋の対局場所の決め方は?|タイトル戦の会場ってどうやって決めてるのか知りたい
島根県のさんべ荘の紹介
公式サイトはこちらです。
サイトURL:https://www.sanbesou.jp/
場所はこちらです。
Googleマップ:
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